普賢寺大御堂十七夜のご案内

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市内唯一の国宝『木心乾漆造十一面観音立像』が安置されている観音寺(京田辺市普賢寺下大門13)で、戦前まで行われていた『十七夜』が復活します。
ただいま、地元の方達により着々と準備が進められています。
この事業は、京都府の地域力再生プロジェクト支援事業に選定されています。

 と き 平成20年8月17日(日)16~21時
 ところ 観音寺(京都府京田辺市普賢寺下大門13)
 主 催 普賢寺大御堂十七夜実行委員会
 内 容 門前市(地域住民による模擬店)
      万灯籠(境内一帯を厳かに照らします)
      舞台(同志社大学応援団演舞、普賢寺小学校児童合唱、
          津軽三味線演奏、尺八・琴競演、御陣乗太鼓)
 アクセス 駐車場は数が限られていますので、シャトルバス又はタクシーをご利用ください。
       シャトルバスは近鉄京都線三山木駅・JR学研都市線JR三山木駅から運行。

〈一口メモ1〉
全国で国宝に指定されている十一面観音像は全部で七体しかありません。

ほとんどが平安時代のものですが、ここ観音寺の観音像は奈良聖林寺ともに奈良時代のものです。聖林寺と同じ造東大寺司(ぞうとうだいじし)造物所で造られたので兄弟仏ともいわれています。
聖林寺が堂々と胸を張った偉丈夫の仏さまの感じに対し、女性的で若々しく可憐でさえあります。
当日は、観光ボランティアガイドによる案内も実施予定です。

〈一口メモ2〉
観音寺の歴史は古く、天武天皇の勅願により、法相宗の義淵僧正が673年に勧心山親山寺を開基しました。次いで聖武天皇の勅願により、東大寺初代別当の良弁僧正が744年に伽藍を増築し法相、華厳、三論の三宗を兼ねた息長山普賢教法寺と名を改め、弟子である実忠和尚を第一世としました。
この実忠和尚は東大寺二月堂のお水取りを初めたことでも有名です。
現在もここから毎年、竹が送られています。
当寺は代々、藤原氏の氏寺・興福寺の別院として庇護を受け、諸堂・僧坊が多数建てられ隆盛を極めましたが、現在は大御堂だけが再建されています。
寺院後背の丘陵上には、五重塔の心礎石が残されており、当時の隆盛が偲ばれます。
また、近衛家二代基通公の廟所が付近の竹林にあります。

 by も~り:**: