5月の八十八夜に始まり、6月もまだまだ新茶がおいしい季節です。
新茶の季節にお茶の勉強をしようと6月5日に日本茶を学んでいる仲間5人とケーブルテレビKCNの村瀬プロ
デューサーといっしょに和束町へ行ってきました。
なぜ和束町へかといいますと、このブログでも報告しています山城地域で広域に着地型観光をめざすために立
ち上がったやましろ観光ネットワーク研究会で同じ班となった和束町雇用促進協議会の奥村さんが熱い思いを
もって宇治・和束茶と観光について語られるものですから、聞き入ってしまい、現地で学ばさせてもらおうと
なったのです。
晴天の中、まずは、京都府景観資産登録地域第一号に認定された白栖・石寺の茶畑へ。
空まで続く茶畑が見られました。
原山の茶畑は円形茶畑。
吸い込まれそうな景観でした。
お昼は、和束茶カフェで地元恋茶グループが考案された恋茶鍋で舌鼓み。煎茶でいただく野菜やお肉のちょっ
としたほろ苦さに恋をしてしまいました。
〔恋茶グループのみなさん〕
昼食後、上嶋爽禄園の茶師の上嶋伯協さんをお迎えし、宇治・和束茶の特徴や今年のでき具合、ご苦労話など
を聞きました。
なんと、上嶋さんは、宇治茶のボトムアップの為に、和束町で和束茶を作られている一方で、普賢寺川があっ
て肥沃な土地のあるわが京田辺で抹茶と玉露も作られているそうです。
そしてその上嶋さんが作られている和束産の特上煎茶、ほうじ茶、べにふうきや京田辺産の抹茶と玉露がハイ
アットリージェンシー大阪で提供されています。
ハイアットリージェンシー大阪のホームページブログはこちら
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上嶋さんの式部共同工場も案内していただき、目と耳と鼻で勉強させていただきました。
それから、昼食を食べた和束茶カフェには、なんと、わが京田辺市観光案内所の職員が描いた和束町の
風景画が飾られてあり、来客者をなごませてくれます。
ぜひ、和束茶カフェへ。
お茶から新たな人のつながりが生まれ、他の地域で行われている観光の取組と学びが深まった1日でした。
byイニ