京都観光創造未来塾 第5回目

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2月21日、京都観光創造未来塾の第5回目の講義に出席してきました。

今回の講師は京都文教大学 人間学部文化人類学科教授 森 正美氏でした。
『宇治茶観光で若者を惹きつける〜修学旅行、若者の現場を探る〜』と題しての講義でした。
修学旅行生を受け入れ、実際に学生さんがガイドスタッフとなりフィールドワークサポートをしておられます。コースは和菓子作り、茶香服、お茶の淹れ方、鵜飼いの体験など10コースあり、修学旅行で宇治に来た生徒さんたちにも好評だということでした。
学生さん達がなぜ宇治茶をテーマに色んな活動をするのか?
それは、地域の文化や歴史を理解し、実際に体験してみる。自己の考え方、価値観、他者の考え方、価値観をいかに調整するかということを学ぶそうです。
学生さん達の学習からみる宇治茶観光のヒントとしては、学生自身がフィールドワークをして宇治茶について学んでみてどう感じるか。普段の様子や価値観はどう変わっていくか。多くの人に伝える為の色んな企画を考え、チームで協力し合い実践する。これをしてみて何がおもしろいと思うのかを考えてみる。
その先の人とのつながり、地域の交流や発想など流れが生み出される。
『学ぶ⇒伝える⇒生み出す』の流れに沿っていることがわかりました。
最近の若者では味覚の変化があるそうで、「身近なお茶の色は?」と聞くと「オレンジ色」と答えた学生さんがいたそうです。これは紅茶ではなくほうじ茶の色ということでした。また、「抹茶といえば?」という質問に対しては「抹茶スイーツ」という答えだったそうです。
複雑な旨味を味わう味覚が育っていなく、宇治茶の味わいの複雑さ「美味しさ」が伝わらない、そもそも「美味しい」と思えているのか?というお話でした。
お茶を飲んでいないということではなく、急須で淹れたお茶ではなくペットボトルのお茶を、味わうのではなく喉が渇いたから飲んでいるということでした。

講師の森先生のお話のあとは、実際に京都文教大学の学生さんと一緒に表参道へフィールドワークに出ました。
学生さんが、宇治茶にまつわる商品に対してどのように思っているのかを知るためとどのような商品がどのように陳列されているかなどをみてきました。
戻ってからは実際に感じたこと、どんな商品だったら売れるかを考えてまとめ、発表しました。

今回で講義はすべて終了し、次回は3月に自分で考えた宇治茶にかかわる商品のプレゼンテーション発表があります。

byよっちゃん:futaba: