茶畑の覆いに使われるヨシを刈る作業を体験


玉露や抹茶のもととなる碾茶の茶畑では、春先、お茶の新芽が出るころに、直射日光を遮るために覆いをされ
ます。
400年以上続く伝統的な覆いは、よしず(よしを編んだもの)と稲わらで覆われたもので、茶畑に設置され
るものは、本ずと呼ばれています。

本ずでの茶の栽培は、大変な労力:ase:と時間がかかるということですが、宇治茶ブランドを支えていくには、この
本ずの技術を未来に受け継いでいくことが重要ということで、このたび、京都府立総合資料館・国際京都学セ
ンターが主催となって、「本ずプロジェクト」が実施されています。

昨年11月には、お茶と本ずについて学ぶお茶のセミナーが開催されたところですが、1月13日には、実際
に、琵琶湖のヨシを刈る体験が行われ、参加してきました。

近江八幡市にある江戸時代からの有名な名勝地、琵琶湖の内湖である西の湖白王地区で、権座と呼ばれる島に
渡りました。

参加者一人ひとりがカマを持ってヨシを刈っていきました。
長靴をはいていても、靴底からヨシが突き刺さって、靴の穴をあけることもあるぐらい、ヨシという植物は、
硬く、力のいる作業でした。

けっこうな重労働:ase:でしたが、30人ぐらいで行うと、たくさんのヨシを刈ることができました。

刈られたヨシはまとめて乾かされていきました。

よしずを作って本ずを設置する作業は2月以降になりますが、ヨシを刈るだけでも大変な作業で、こうした技
術は未来に残っていってほしいなと痛切しました。

byイニ:-D