京都府立総合資料館と国際京都学センターの主催で実施されてきた「本ずプロジェクト」。
4回シリーズで行われてきたこのプロジェクトもいよいよ本ずを設置するということで最終を迎えました。
2月に作ったよしずを茶畑に設置します。
柱をたてて、その上によしずをのせてわらをかぶせるという作業。
柱の上にのろうとするのですが、バランスがとれず、私はすぐにギブアップをしてしましました。
なんと、本ずを設置する作業が大変なものかをまたもや思いしりました。
作業を体験したのちは、寒冷紗で覆いをした玉露と本ずで覆いをした玉露の飲み比べです。
本ずプロジェクトに参加してきた人たちのほとんどが本ずで覆いをした玉露をあてることができました。
どちらもおいしいのですが、確かに本ずで覆いをした方がさらにまろやかでありました。
今回、このプロジェクトに参加してきましたが、よしを刈り、よしずを作り、本ずを設置するという伝
統産業は、絶やしてはいけないということを痛感しました。
byイニ